髪の毛を増やす

育毛剤の種類

育毛剤の種類と副作用

1.血行促進タイプ

頭皮の血行をよくし、発毛を促進させる効果を持った育毛剤です。
毛根に存在する毛母細胞は、血液が運んでくる栄養素をエネルギーにして分裂・増殖を繰り返し、毛髪を生成しています。

そのため、血行不良などで血液の循環が悪くなると、栄養素がスムーズに行き渡らなくなり、毛髪生成が滞ってしまいます。

この薄毛症状は、冷え性の人や頭皮が硬い人、または喫煙の習性がある人などに多く見られます。

血行促進タイプの育毛剤には、血管拡張作用のあるミノキシジル系を含有したものが良いといえます。

 

2.男性ホルモン抑制タイプ

特に男性に多いとされる男性型脱毛症(AGA)。

その原因は男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)にあります。

DHTは同様に男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5α-リダクターゼの働きによって変換させられたものです。

このDHTの血中濃度が高ければ高いほど、AGAの症状が進行していきます。

そこで、DHTを抑制するために、発生のもととなっている5α-リダクターゼを阻害する効果を持つ成分を配合した育毛剤が効果的です。

例としては、プロペシアやフィンペシア(プロペシアのジェネリック医薬品)などが挙げられます。

AGAは、こめかみのあたりから薄くなっていくM字型と頭頂部を中心に薄くなっていくO字型が特長であるほか、遺伝的要素も高いので、直系家族に薄毛の人がいる場合は、男性ホルモン抑制タイプの育毛剤が効く可能性があります。

 

3.皮脂分泌抑制タイプ

皮脂というのは、もともと頭皮を保護するために必要な分泌物です。

しかし、何らかの理由によって皮脂が必要以上に分泌されると、余った分は皮脂汚れとなり毛穴に詰まってしまいます。

毛穴汚れは取りづらく、そのまま長期間放置されると、やがて酸化して過酸化脂質となります。

過酸化脂質は頭皮の炎症のもとになる物質で頭皮や毛根にダメージを与える原因となります。

皮脂分泌抑制タイプの育毛剤は、皮脂の過剰分泌を抑え、薄毛や抜け毛のもととなる炎症の発生を防ぐ役割を果たします。

頭皮がベタつく人や、かゆみがひどい人などは皮脂分泌抑制タイプの育毛剤が有効でしょう。


市販育毛剤のおすすめは?

育毛剤の副作用

育毛剤の中には副作用のリスクがあるものも存在します。
副作用とは、本来の薬品の効果とは別に、副次的に発生するものです。

症状はそれぞれの薬品によって異なり、症状自体の重さも軽微なものから重篤なものまでさまざまあります。 育毛剤に限らず、医薬品を扱うときは、副作用に関する知識を正しく持つことが重要です。

特に育毛剤は女性に規制のあるものが多いので、服用や塗布の前に必ず確認するようにしてください。


フィナステリドの副作用

抜け毛防止剤「プロペシア」の主成分であるフィナステリドは、主にAGAの原因のひとつであるジヒドロテストステロン(DHT)を生成する5α-リダクターゼを阻害するもので、AGA治療に高い効果を発揮します。

このフィナステリドの使用によって起こる可能性のある副作用は、主に男性機能に関するものが大半を占めます。

具体的に言うと、性欲の減退や勃起不全、精子の減少などです。
次いで、胃部不快感や腹痛、下痢などの消化器官異常が挙げられます。


プロペシアは1日1mg(1錠)服用するものですが、この用量を守った場合、副作用の発生率は全体の5%と低くまた、万が一発症したとしても、いずれも軽微な症状で終わるものがほとんどです。

そのため、健康な成人男性が用法・用量を守って服用する分にはあまり副作用の心配はいりませんが、1日の限度量を超えて服用すると、それだけ副作用のリスクも高まりますので注意が必要です。

また、服用を中止すると、髪はどんどん抜けるようになります。

フィナステリドは成人男性専用の成分なので、未成年や女性は使えません。

特に、妊婦は服用することはもちろん、錠剤を割った切断面に触れるだけでも皮膚から成分を吸収してしまい、お腹の胎児に悪影響を与える可能性があります。

 

ミノキシジルの副作用


ミノキシジルはもとは血圧降下剤として高血圧患者に処方されていたもので、
使用すると血管を拡張し、血流を増加させる作用があります。

ミノキシジル配合の育毛剤にはロゲインやリアップが有名ですが、内服薬としてはロニテンやミノキシジルタブレットもあります。

ただし、外用薬でも内服薬でも、副作用のリスクはゼロではありません。


ミノキシジル使用で起こり得る副作用には、血管拡張作用による全身や顔の発汗や、それに伴う悪寒のほか、頭皮のかぶれや湿疹などの頭皮トラブル、そして頭髪以外の体毛が濃くなるといった症状があります。

いずれも症状は軽く、発症率も引くいものですが、外用薬と内服薬では発症率が若干異なり、一般的には直接体内に取り込む内服薬の方が、本来の効果も副作用のリスクも高くなっています。

また、ミノキシジルは血圧降下剤としての役割もあるため、もとから低血圧の人が使用すると、血圧が下がりすぎて危険な状態に陥る場合があります。

低血圧と自覚している人、あるいはそうかもしれないと思われる人は、まず医師と相談した上で服用を検討する必要があります。

ミノキシジルもフィナステリド同様、成人男性のみが使用対象となっています。

 

塩化カルプロニウム


塩化カルプロニウムは、フロジン液やアロビックス液、育毛剤のカロヤンシリーズなどに含まれている成分でミノキシジル同様、局所血管拡張作用があります。

そのため、ミノキシジルと副作用の症状が似通っており、頭皮や全身の発汗、頭皮の発疹、かゆみなどの頭皮トラブルのほか、吐き気や嘔吐などの体調不良を訴えるケースもあります。

塩化カルプロニウムは、内服薬として使用した場合は慢性胃炎や胃下垂などの
治療薬に用いられるため、育毛剤としての副作用に関しては、外用薬に限るぶん、ミノキシジルの内服薬タイプよりは発症率が低くなっています。


 

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